- セラピーロードは、森も景色もきれいな歩きやすい道ばかり。普通の散策路としても使ってね!
小谷村PR キャラクター
「たりたりOTARI」
妙高連山国立で楽しみたいコト06
森林セラピーロードを歩こう〜美林に癒やされハイキング〜
当公園の山麓には、ブナ・ミズナラ・カラマツなどの多様な森が広がり、それぞれに違った美しさを見せてくれます。このような森を、「五感」を使って歩く楽しみ方が〝森林セラピー〟。医学的効果が裏付けされた森を、〝森林セラピーガイド〟と歩きます。
森で寝転んだり、靴を脱いで川に足をつけたり……自分ではなかなかできない癒しの時間を過ごしてみませんか。
【小谷村】雨飾高原
樹齢300 年ほどのブナの巨木が立ち並ぶ雨飾高原。
原生林の中にひっそりとたたずむ鎌池で、セラピーガイドさんと一緒に、五感を意識しながら1周約40分の散策路を歩いたり、森の中で寝転び体験をしたりと、静かな時間の流れをお楽しみください。
- おたり森林セラピー TEL:0261-82-2585(小谷村 観光商工係)
- 鎌池
時が止まったような静かな池雨飾山などの山々に囲まれ、原生林の中にひっそりとたたずむ鎌池は、鏡のような水面に木々が映し出され、まるで時が止まったような美しさです。
ぶな林亭では、初夏の山菜汁、秋のキノコ汁など、地のもの中心の食事が楽しめます。たんぽぽ珈琲も人気。地元の土産物もあります。MAP
問い合わせ先
TEL:0261-82-2585(小谷村観光振興課)
ぶな林亭
TEL:0261-85-1474
【妙高市】笹ヶ峰
当国立公園の魅力が詰まった、爽やかな高原
標高1300mに位置し、「梅雨がない」とも言われる爽やかな笹ヶ峰高原。美しい森林や、湖や湿原、一目五山の風景など、妙高戸隠連山国立公園の魅力がギュッとつまった高原です。
- 妙高の癒やしの森 TEL:0255-74-0021(妙高市 観光商工課 観光交流グループ)
- 笹ヶ峰一周歩道
牛たちが草を食むのどかな牧場風景を見ながら、周囲の雄大な山並みが湖面に映る「清水ヶ池」や、まるでグリム童話の世界のような「ドイツトウヒ林」を巡る9.9kmのコースです。途中、平成の名水百選「宇棚の清水」でコーヒーを沸かし、至福の一杯を楽しんではいかがでしょう。
※駐車は、笹ヶ峰グリーンハウスへ(TEL : 0255-86-6660)MAP
問い合わせ先
TEL:0255-87-3143(妙高自然アカデミー) - 笹ヶ峰夢見平遊歩道
一目五山を楽しめる乙見湖を起点に、ブナやカラマツの美林を歩く9.6kmのコース。ブナとミズナラが200年にわたり相生する「縁結びの木」や、カツラやハルニレなどの巨木に出会えます。夢見平湿原の春は、ミズバショウと三田原山の風景が見事で、カタクリやニリンソウなども咲き誇ります。
※駐車は、乙見湖休憩舎へ。MAP
新潟県妙高市杉野沢3375-10
TEL:0255-86-6716
案内:乙見湖休憩舎(0255-86-6716)
【信濃町】癒しの森®
町独自の森林メディカルトレーナー® と、癒しの森®を歩く
信濃町は、平成18年に「第1期の森林セラピー基地」として認定を受けた町です。「失われた時間をとりもどす町」として、「癒しの森®」プログラムを各種提供しています。
- 信州信濃町 癒しの森® TEL:026-255-5925(しなの町 Woods-Life Community)
- 御鹿池コース
黒姫高原の美しい森を通り御鹿池を周回する、約1.2kmの高低差の少ないコース。春はリュウキンカの群生が美しく、夏は小川に足をつけてひんやりする楽しみもあります。冬は、スノーシューをはいて真っ白な世界に癒されてみましょう!
※駐車は、黒姫童話館へ。(長野県上水内郡信濃町野尻3807-30)MAP
森林セラピーガイド
TEL:026-255-5925(しなの町Woods-Life Community 癒しの森) - 象の小径コース
森の木々の間から野尻湖を眺める、2.5kmのコース。深い森と涼やかな湖の両方を楽しめるのは、このコースならではです。ナウマンゾウのモニュメントが道の所々にあって、まるでナウマンゾウがやさしく道案内をしてくれているようです。
MAP
森林セラピーガイド
TEL:026-255-5925(しなの町Woods-Life Community 癒しの森)
参考リンク
森林メディカルトレーナー®
アロマセラピストや様々なインストラクター資格を有する信濃町認定のトレーナーを、「森林メディカルトレーナー®」と言います。
救急救命の資格も有していますので、森での万一の際にも安心です。
TEL : 026-255-5925(しなの町Woods-Life Community 癒しの森 受付)癒しの森の宿
信濃町には、町独自の講座を受け認定された「癒しの森の宿」があります。アロマセラピー体験や、地元の朝採れ野菜、山菜・キノコなどの食事を食べることができます。
Column「ブナを知って、森を楽しもう」
ブナというと、「世界遺産 白神山地」に代表されるように、特別な森のイメージをいだく方も多いのでは? 実は鎌池や笹ヶ峰、奥裾花自然園などにはブナの原生林が広がり、気軽に散策を楽しめます。ブナの森は「緑のダム」と言われるように多くの水を貯え、川では水生生物を、里では農の営みを支えて、さらには海の幸をも育みます。ブナの実は、クマをはじめ森の生きものたちの大好物です。ブナの森は、森・里・川・海それぞれで、多くの命を支える森なのです。このページの一番上の写真で大きく伸びているのがブナで、白くなめらかな幹に濃い緑(地衣類が養生したもの)のまだら模様なので覚えやすいです。