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  • 保全活動には皆さんの理解と協力が欠かせません。参加をお待ちしています。 環境省 レンジャー しなの らいぞう 環境省レンジャー しなの らいぞう

妙高連山国立で楽しみたいコト08

実施状況は年により異なる場合があります。

保全活動に参加してみよう〜自然のためにできるコト〜

国立公園には豊かな自然がありますが、人の手を加えないと守っていけない自然もあります。
妙高戸隠連山国立公園の自然の保全に、是非あなたも参加してみませんか。地域の自然を深く知る機会にもなります。

  • 妙高山
    火打山
    【妙高市】登山道の維持管理・ライチョウの保全

    妙高山・火打山の美しい自然を保全し、持続的に利用するための費用の一部を登山者に負担してもらう仕組みとして、妙高山・火打山の登山者「自然環境保全協力金」をお願いしています。協力金は500円で、集まった協力金は登山道の維持管理やライチョウの生態調査等の保全活動等に役立てられます。

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    生命地域妙高環境会議事務局
    (妙高市環境生活課)
    TEL:0255-74-0033

  • いもり池
    【妙高市】ブラックバス駆除

    いもり池に放流された特定外来生物ブラックバス(オオクチバス)によって、メダカや水生生物、名前の由来のイモリなどの生息環境が脅かされています。ビジターセンターでは在来種の保護・復活に向けて「親子バス駆除釣り大会」を年2回実施してます。釣り竿は貸し出しも可能です。

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    妙高高原いもり池案内所
    TEL:0255-86-4599

  • いもり池
    【妙高市】スイレン駆除

    いもり池を覆う外来スイレンは、水質の悪化や水生生物の生息環境を脅かす原因となっています。「逆さ妙高山」の映る以前のいもり池を取り戻そうと池の平温泉区、妙高市を中心に春と秋の年2回、外来スイレンの駆除に取り組んでいます。

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    妙高市環境生活課
    TEL:0255-74-0033

  • 笹ヶ峰
    いもり池
    【妙高市】オオハンゴンソウ駆除

    特定外来生物であるオオハンゴンソウは繁殖力が大変強くて、根から他の植物の生長を阻害する物質を出し、貴重な在来種を駆逐してしまう恐れがあります。景勝地である笹ヶ峰やいもり池での被害拡大を防ぐため、毎年夏に駆除活動を行っています。

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    妙高市環境生活課
    TEL:0255-74-0033

  • 大谷地
    湿原
    【長野市】キショウブ駆除

    キショウブは黄色いきれいな花を咲かせますが、根茎で次々と増えていくため一度入ると駆除が大変です。地元飯綱高原観光協会を中心に、毎年根を掘り起こして駆除活動を行っています。

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    飯綱高原観光協会
    TEL:026-239-3185

参考リンク

Column

「今、日本では、3700種が絶滅の危機に」

日本の野生生物の中で絶滅が危惧される種は「環境省レッドリスト」にまとめられており、3700種以上が掲載されています。
減少原因は、「開発」に次いで「捕獲・採集」が大きいです。絶滅を防ぐため、ライチョウやイリオモテヤマネコなど約50種で、「保護増殖事業」がすすめられています。妙高戸隠連山国立公園には、ライチョウやイヌワシなど、多くの絶滅危惧種が生息しています。(数値は平成31年1月現在)

※絶滅危惧種は、主に危険度が高い順に、ⅠA類・ⅠB類・Ⅱ類に分類されている


「なぜ、外来生物はいけないの?」

外来生物とは、もともとその地域にいなかったのに、人間活動によって他地域から導入された生物のこと。
日本には野外に2000種あると言われていて、当公園にも多数侵入しています。もともと人間が持ち込んだものなので、生物に罪はありませんが、生態系への影響・刺すなど人体への影響・農林水産業への影響などの被害が生じてしまっています。外来生物被害の予防は、「入れない」「捨てない」「拡げない」が原則です。
一人一人がこの3原則を心がけ、従来の地域の自然を大切にしましょう。

※特定外来生物:被害を防止するため、輸入や飼養等が法律で規制されている種

Column

「ニホンライチョウ」

ニホンライチョウは国の特別天然記念物、絶滅危惧ⅠB類の貴重な鳥です。ライチョウは北半球北部に広く分布していますが、ニホンライチョウは世界で最も南に分布する集団です。
当公園の火打山・焼山などの頸城山塊、北アルプス、乗鞍岳、御嶽山、南アルプスなどの高山帯にのみ生息しています。1980年代には国内に約3000羽程度生息していましたが、現在は2000羽弱に減少したと推定されています(信州大学)。夏に親子が餌の高山植物を探す姿は何ともかわいらしく、雪深い中たくましく生きる姿は神々しさをも感じさせます。絶滅が心配されており、環境省を中心に「ライチョウ保護増殖事業」が行われています。生息調査のほかに、捕食者からの雛の保全・餌となる高山植物の保全・卵を採取して動物園で飼育する域外保育といった各種取り組みが進められています。

画像提供:国際自然環境アウトドア専門学校